大ヒット!「ざんねんないきもの事典」シリーズより

5月11日の「世界一受けたい授業」でもやってましたね。今回は、そこで紹介された本を紹介。ここでクイズ。
児童書は何万部売れたらヒットと言えるでしょうか?

答えは、5万部。
しかし、今回取り上げる本は、280万部を突破して、更にはアニメにまでなっちゃいました!

それが「ざんねんないきもの事典」シリーズ!
一生懸命生きているのにどこかざんねん・・・。
そういう生き物を紹介しています。

今回は、ネタを少しだけ紹介。

フラミンゴの体が赤いのは、食べ物のせい

フラミンゴの語源は、ラテン語の「炎」からきています。美しいことで動物園でも人気の鳥です。
でも、ヒナは灰色で大きくなるにつれ、徐々に赤くなっていくのです。
その秘密は、両親からもらうフラミンゴミルク。この液体には、カロテンが含まれており、このカロテンが羽を赤くしていくわけです。
ちなみに、動物園では人参を細かく刻んだものを与えているようです。


アリグモは、アリと似すぎて別のクモにおそわれる
このクモがアリそっくりになったのには理由が。
クモの敵、カマキリはアリが苦手なので、このような姿になりました。しかし、あまりに似すぎて、今度は、他のクモにおそわれる様になってしまったのです。だから、クモに気付くと、一番前の足を動かし、友達アピールをするのです。

オランウータンは、けんかの強さが顔に出る
左側のほうが強そうですね~(笑)
これは、フランジと呼ばれるひだで、ケンカに勝つと男性ホルモンが分泌され、一日で発達しますが、たまたま勝ったオスは悲惨で、乱暴なオスに出会わないようにひっそり生きていかないといけないんですって。

ちなみに、「世界一受けたい授業」で、「オランウータンのオスはケンカに勝つとどうなる?」と、出題されていたのですが、平泉成さんの答え「孤独になる」は、「なるほど~」と感心しました(笑)
なぜかというと、野生のオスのオランウータンは単独で暮らすから(笑)

6月下旬には、最新刊が出るそうなので、機会があれば紹介する予定です。お楽しみに!

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