実は日本にもあった!恐竜王国
恐竜王国と言えば、カナダやアメリカ、モンゴルというイメージがあります。
ちょっと待った~!
実は我が国、日本も恐竜の宝庫。
かつては、恐竜の空白地帯と呼ばれていました。それが嘘のように、続々と貴重な化石が各地で発掘されています。
今回は、そんな日本の恐竜たちを紹介します。
まずは、全国有数の恐竜産地、福井県勝山市の恐竜を紹介します。
フクイラプトル[Fukuiraptor]
二本足で歩く肉食恐竜です。特徴は、走るのに適した長い後ろ足と大きなかぎ爪を前足に持っていることです。アロサウルス[Allosaurus]に代表されるカルノサウルス類の一種です。
フクイサウルス[Fukuisaurus]
原始的なイグアノドン[Iguanodon]の仲間で、植物を噛むための頬が未発達でした。
フクイサウルスの化石の中には、何とフクイラプトルの歯形が付けられているものもあったみたいです。怖~い!
コシサウルス[Koshisaurus]
昔、福井県を含む北陸が越の国と呼ばれた事から、こう呼ばれるようになりました。グリポサウルス[Gryposaurus]に代表される原始的なハドロサウルス類の一種です。まだ、たくさんの化石は発見されていません。
フクイティタン[Fukuititan]
四足歩行の竜脚形類で、アルゼンチノサウルス[Argentinosaurus]に代表されるティタノサウルス類の一種です。5メートルもあるとてつもなく長い首で、広い範囲の植物を食べていたようです。
フクイベナトル[Fukuivenator]
鋭い爪を持つ小さな肉食恐竜です。体は羽毛で覆われていたようです。
ベロキラプトル[Velociraptor]に代表されるドロマエオサウルス類の一種です。
恐らく、かぎ爪を使って相手を突き刺し、出血死させていたのでしょう。
知能も高く、集団で狩りをしていたようです。
まだまだ面白い恐竜は全国にいます。
むかわ竜[Hadrosaurid]
少なくとも222個の骨が発掘された、日本初の全身化石が保存されていた恐竜です。ハドロサウルス類の新種だと判明しました。死んだときに海の底に沈んだので、全身化石がそのまま残っていたのです。
ノドサウルス類[Nodosaurid]
背中が骨の鎧で覆われていた植物食恐竜です。
肩のトゲで肉食恐竜を威嚇していたかもしれません。
まるでカメやアルマジロみたいですね。
ティラノサウルス類[Tyranosaurid]
言わずと知れた、肉食恐竜の王様です。アゴの威力はなんと4トンにもなります。
ひょっとしたら、むかわ竜を獲物にしていたかも!?
最近では、羽毛が生えていた可能性もあります。
巨体ながら、時速30キロで走れました。嗅覚も恐竜界随一なんです!
角竜類[Ceratopsian]
このタイプの角竜類は、鹿児島県薩摩川内市のみで発見されています。
先ほどのティラノサウルス類の餌食になっていたかも!?
首の周りにある襟飾りは、威嚇に使われました。角も危ないので、もし鉢合わせしたら、正面から向かい合うのだけは御免ですね!!
スピノサウルス類[Spinosaurid]
大きな体をした獣脚類で、陸と水中の両方で暮らしていました。
鼻先にはセンサーがあり、魚の動きを感じていたようです。
口先が細長いため、水中でも素早く口を動かして魚を捕らえていました。
しかし、時には陸上で狩りもしていたみたいですよ!!
日本の恐竜時代の海には、恐竜ではない別の爬虫類が支配していました。
モササウルス[Mosasaurus]
海で進化したトカゲの仲間です。長い体に長い尾で、尾ひれを振って泳いでいました。
大きな口で魚を吸い込んで捕食していました。
プレシオサウルス類[Plesiosaurid]
「ドラえもん のび太の恐竜」ピー助のモデルは、このグループのフタバサウルス[Futabasaurus]です。タイトルに違和感を覚えた人、手を挙げて(笑)多分、ほぼ手を挙げる人はいないと思います。ちなみに、来年の映画ドラえもんは、「のび太の新恐竜」です。
さて、このグループにはもう一つ勘違いがあるみたいです。
ネッシーみたく首を高く上げられる・・・?いやいや、そんなことをしたら脱臼してしまいます!首は水中では180度動かせますが、水面上に出せるのは頭のみです。
ここまで、日本の恐竜を紹介しました。でも、本当はもっとたくさん化石が発見されています。
もっと紹介するときりがないからピックアップしただけなんですよ。
機会があれば、是非図書館へ行って、調べてみましょう!
ちょっと待った~!
実は我が国、日本も恐竜の宝庫。
かつては、恐竜の空白地帯と呼ばれていました。それが嘘のように、続々と貴重な化石が各地で発掘されています。
今回は、そんな日本の恐竜たちを紹介します。
福井県の恐竜たち
まずは、全国有数の恐竜産地、福井県勝山市の恐竜を紹介します。
フクイラプトル[Fukuiraptor]
二本足で歩く肉食恐竜です。特徴は、走るのに適した長い後ろ足と大きなかぎ爪を前足に持っていることです。アロサウルス[Allosaurus]に代表されるカルノサウルス類の一種です。
フクイサウルス[Fukuisaurus]
原始的なイグアノドン[Iguanodon]の仲間で、植物を噛むための頬が未発達でした。
フクイサウルスの化石の中には、何とフクイラプトルの歯形が付けられているものもあったみたいです。怖~い!
コシサウルス[Koshisaurus]
昔、福井県を含む北陸が越の国と呼ばれた事から、こう呼ばれるようになりました。グリポサウルス[Gryposaurus]に代表される原始的なハドロサウルス類の一種です。まだ、たくさんの化石は発見されていません。
フクイティタン[Fukuititan]
四足歩行の竜脚形類で、アルゼンチノサウルス[Argentinosaurus]に代表されるティタノサウルス類の一種です。5メートルもあるとてつもなく長い首で、広い範囲の植物を食べていたようです。
フクイベナトル[Fukuivenator]
鋭い爪を持つ小さな肉食恐竜です。体は羽毛で覆われていたようです。
ベロキラプトル[Velociraptor]に代表されるドロマエオサウルス類の一種です。
恐らく、かぎ爪を使って相手を突き刺し、出血死させていたのでしょう。
知能も高く、集団で狩りをしていたようです。
他にもいる!面白恐竜
まだまだ面白い恐竜は全国にいます。
むかわ竜[Hadrosaurid]
少なくとも222個の骨が発掘された、日本初の全身化石が保存されていた恐竜です。ハドロサウルス類の新種だと判明しました。死んだときに海の底に沈んだので、全身化石がそのまま残っていたのです。
ノドサウルス類[Nodosaurid]
背中が骨の鎧で覆われていた植物食恐竜です。
肩のトゲで肉食恐竜を威嚇していたかもしれません。
まるでカメやアルマジロみたいですね。
ティラノサウルス類[Tyranosaurid]
言わずと知れた、肉食恐竜の王様です。アゴの威力はなんと4トンにもなります。
ひょっとしたら、むかわ竜を獲物にしていたかも!?
最近では、羽毛が生えていた可能性もあります。
巨体ながら、時速30キロで走れました。嗅覚も恐竜界随一なんです!
角竜類[Ceratopsian]
このタイプの角竜類は、鹿児島県薩摩川内市のみで発見されています。
先ほどのティラノサウルス類の餌食になっていたかも!?
首の周りにある襟飾りは、威嚇に使われました。角も危ないので、もし鉢合わせしたら、正面から向かい合うのだけは御免ですね!!
スピノサウルス類[Spinosaurid]
大きな体をした獣脚類で、陸と水中の両方で暮らしていました。
鼻先にはセンサーがあり、魚の動きを感じていたようです。
口先が細長いため、水中でも素早く口を動かして魚を捕らえていました。
しかし、時には陸上で狩りもしていたみたいですよ!!
日本の恐竜時代の海
日本の恐竜時代の海には、恐竜ではない別の爬虫類が支配していました。
モササウルス[Mosasaurus]
海で進化したトカゲの仲間です。長い体に長い尾で、尾ひれを振って泳いでいました。
大きな口で魚を吸い込んで捕食していました。
プレシオサウルス類[Plesiosaurid]
「ドラえもん のび太の恐竜」ピー助のモデルは、このグループのフタバサウルス[Futabasaurus]です。タイトルに違和感を覚えた人、手を挙げて(笑)多分、ほぼ手を挙げる人はいないと思います。ちなみに、来年の映画ドラえもんは、「のび太の新恐竜」です。
さて、このグループにはもう一つ勘違いがあるみたいです。
ネッシーみたく首を高く上げられる・・・?いやいや、そんなことをしたら脱臼してしまいます!首は水中では180度動かせますが、水面上に出せるのは頭のみです。
ここまで、日本の恐竜を紹介しました。でも、本当はもっとたくさん化石が発見されています。
もっと紹介するときりがないからピックアップしただけなんですよ。
機会があれば、是非図書館へ行って、調べてみましょう!
SOTAさん、こんにちは!
返信削除今、恐竜といえば「福井県」なんですね~。
それはそうと、SOTAさんの塗り絵、色使いがなかなか独創的ですね。
本当の色は判らないかもしれないけれど、SOTAさんの描いたカラフルな恐竜だったら良いですね!
次のレポート、楽しみにしていますね。
>まったくんさん
削除ありがとうございます。色は、資料を参考に塗っている事がほとんどです(笑)。
因みに、化石を顕微鏡で分析したところ、色が判明した恐竜もいます。始祖鳥は、なんとカラスみたいに真っ黒だった事も分かったそうです。
また機会があればイラスト披露しようかな。
楽しみにしていてください。
むかわ竜は、昨年9月にカムイサウルス[Kamuysaurus]という学名がつけられました。
返信削除こちらの記事にて取り上げております。↓合わせてご覧下さい。
https://animaldinosaur.blogspot.com/2019/09/2019.html?m=1