最大で最強!アフリカゾウ特集
今回はアフリカゾウ[学名:Loxodonta africana]についてです。
幼少期に一番あこがれていた動物です(笑)。
アジアゾウとの違いは?
ゾウは2種類に分けられます。今回の主役であるアフリカゾウと、アジアの密林に生息するアジアゾウ[学名:Elephas maximus]です。
両者の違いは分かりますか?
アジアゾウの写真も掲載しておくので、見比べてみましょう。
そうです。大きな違いは、耳の大きさにあります。アフリカゾウは大きめの台形、アジアゾウは小さめのひし形をしているのが特徴です。
ゾウはパタパタと耳で扇いで体温を調節します。アフリカゾウのほうが日陰が少なく気温の高い草原に生息する為、耳が大きいのです。
アジアゾウが見学できる主な動物園は、
・円山動物園(北海道)
・岩手サファリパーク(岩手県)
・上野動物園(東京都)
・那須サファリパーク(栃木県)
・ズーラシア(神奈川県)
・群馬サファリパーク(群馬県)
・徳山動物園(山口県)
アフリカゾウが見学できる主な動物園は、
・東北サファリパーク(福島県)
・東武動物公園(埼玉県)
・とべ動物園(愛媛県)
・安佐動物公園(広島県)
両者が見学できる動物園は、
・多摩動物公園(東京都)
・富士サファリパーク(静岡県)
・東山動植物園(愛知県)
・アドベンチャーワールド(和歌山県)
となっています。
地上最大にして最強の動物
アフリカゾウはなんと言っても地上最大の動物です。
体長は鼻を伸ばして750cm、体重はオスの平均で6000kg、最大で10000kgになります。
2位のシロサイ[学名: Ceratotherium
simum]が2300kgですから、その差は7700kgにもなります!
そしてゾウは最強の動物といっても過言ではありません。アフリカゾウは特にアジアゾウより凶暴で、ベテラン飼育員ですら襲われて怪我をする事の多い飼育に手を焼く動物の一つです。
野生では、1800kgもあるカバ[学名:Hippopotamus amphibius]を軽々とひっくり返したり、長い鼻で500kgもあるナイルワニ[学名:Crocodylus niloticus]を一本釣りしたりと、たくさん武勇伝がある動物です。
あのライオン[学名:Panthera leo]でさえ、水場で鉢合わせしたらガン見。(笑)ガン見して、様子を伺うしかないでしょう。
若い頃の天敵はライオンやブチハイエナ[学名:Crocuta crocuta]などですが、大人になると無敵になります。あんな巨体に勝つ事は現代の生物ではほぼ不可能ですからね。
彼らが通れば、オグロヌー[学名: Connochaetes taurinus]やシマウマ[学名: Equus quagga]は勿論、キリン[学名:Giraffa Camelopardalis]などの大型動物も急いで道を空けます。
足で音を聞き、会話する!?
アフリカゾウは足の裏が繊細で、人間の聞こえない低い音[低周波]も足でキャッチします。
「あそこで雷が鳴っているから、避難しなければ!」「あそこに仲間がいるから、後で合流しよう」などの情報は簡単に得られます。
ゾウの群れは、雌とその子供を中心としており、普段雄は雄しかいない小集団を作って暮らすか、一頭で暮らします。
また、ゾウは仲間の死を悲しむ動物で、それほど社交性が強い動物です。某映画に出てくる「ゾウの墓場」は、仲間のゾウが死んだゾウの死骸を埋めたものがモデルかも。
雄は繁殖期に雌の群れに合流します。強い雄が合流するのですが、力が強いのみならず、オシッコの漏れ方も上手いんだとか。
まとめ
今回はアフリカゾウについて特集しましたが、いかがでしたでしょうか?今度動物園に行ってゾウを観察するときは、奥の深いゾウの行動をじっくり観察してみてはいかがでしょうか。
「今度、この動物がいいよー」とリクエストがある方はコメント欄までお待ちしております。全てと言う訳にはいきませんが、ネタはできる限りそこから採用できれば良いなと考えております。
きっかけも記入してくれればもっとうれしいです。でも、書かなくてもかまいませんよ(笑)
「これが好きだから」とかでも良いですし、季節ものでもぜんぜんかまいませんし、どんなに些細なきっかけでも良いですよ。
リクエストはその記事の冒頭に謝辞として掲載する予定ですのでお楽しみに。
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