首の長~い人気者!キリン特集!
謹賀新年
あけましておめでとうございます。
今年もこのブログをよろしくお願いいたします。
そういえば今年の大河ドラマのタイトルには、動物の名前が入っているのです。
『○○が来る』なんていうタイトルでしたよね。
動物園の人気者なのですが、一体誰だと思いますか?
その答えの動物が、今回のテーマです。
ではここで
Thinking time…
分かりましたか?
答えは
キリン(学名:Giraffa Camelopardalis)でした!
あ、とは言いつつも、ドラマでは動物じゃなくて、ビールによく描かれている霊獣の麒麟の事を指しているのでご注意を(笑)
という事で今回は動物園の人気者、キリン特集です!
なぜ首が長いの?
キリンといえば、あの長い首ですよね。
でも、キリンの祖先は、首も短く、ましてや足も短かったといわれています。
その面影を残している動物が今もいます。オカピ(学名; Okapia johnstoni)です。
キリン要素はゼロですね(笑)。実はオカピに似ていたと言われるキリンの祖先は熱帯雨林で生活していたといわれています。
その証拠に、オカピは現代でもアフリカにわずかに残された森林で生活しています。
ところが、地球が乾燥化してしまい、サバンナが形成されます。
ハイエナ(学名:Hyaena hyaena)!
肉食動物が、次々と襲い掛かってくるわけですが、そこにたまたま首は短く足の長いキリンの祖先が生まれました。
足だけが長いと、肉食獣から逃げるのには有利だったわけですが、水を飲むときにひざまずかなければならず、そのときに襲われるケースが勃発!
そんな時にたまたま、今のキリンが生まれました。
首が長いと、水が楽に飲める為、生き残る事ができたという訳です。
だから、今のキリンは首と足が長いとされてます。
実は○○も長~い!
キリンといえば、長い首と長い足。ところが、キリンはもう一つ長いものを備えています。それは何だと思いますか?
Thinking time…
写真が無かったのですが、答えは、舌です。
実はキリンの舌は45センチメートルあります。それも黒に近い紫色。
これは日焼けのせいです。キリンは一日のうち20時間も食事に費やします。その間、舌はずっと日光にさらされるので、黒い色をしているのです。
話はそれますが、キリンの睡眠時間は一日20分程度。意外と短いのです。
話はそれますが、キリンの睡眠時間は一日20分程度。意外と短いのです。
また、キリンはこの長い舌を顔の掃除にも有効活用します。人間以外の動物は鼻でしか呼吸できないため、鼻づまりが死に繋がることも。
そのため、キリンは長い舌を使い鼻くそをほじるわけです。
因みに、大抵の動物たちはくしゃみでたまった鼻くそを出します。シャチ(学名: Orcinus orca)やバンドウイルカ(学名: Tursiops truncates)が潮吹き(呼吸)をする際にも、大量の鼻くそが飛び散っているわけです。だから水族館に行った際、彼らがいる水槽の壁をよ~く見てみると、汚れているのが分かると思いますが、実はあれは全て鼻くそなんです。
また、チンパンジー(学名: Pan troglodytes)やフサオマキザル(学名: Cebus paella)など、高等な霊長類は葉っぱを器用に使いこよりとしてくしゃみを誘う姿も確認されています。
実は意外と強い!
キリンは意外と強いんです。
まず、驚くべきはキック力です。そのキック力で、ライオンはおろか、キリンより明らかに格上かの様に見えるシロサイ(学名: Ceratotherium simum)さえも撃退してしまいます。
次の解説に行く前に、1月3日にオンエアされた『チコちゃんに叱られる!SP』では、「動物かくし芸大会」コーナーが行われ、キリンも登場。ちょっと無理があったように思えますが、あの有名なロールダンス(『Choo choo train』)を披露していました。
「でも、首、当たっていたよね?わざとなの?たまたまなの?」と思っている方も多いはず。
当たり前ですが、そもそも、あれはロールダンスを披露しているわけではありません。(笑)
わざと当てているんですね。
なぜかというと、あれは雄同士による雌をめぐる戦いなのです。
「ネッキング」と呼ばれるもので、繁殖期になると見られる行為で、あの時ばかりはチャームポイントである長い首が凶器と化します。
この首の力はとても強く、骨折して気絶する個体もいます。それほどにまで雌に情熱をかけるとは・・・。驚きです。
まとめ
新年一発目のテーマ、キリンについてでしたが、お楽しみ頂けたでしょうか?
コメント欄では質問、リクエスト等大募集です!
それでは今年一年よろしくお願いいたします!
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