祝!記載115周年!ティラノサウルスの能力に迫る!
10月5日は、ティラノサウルス・レックス[Tyrannosaurus
rex]が命名された日です。そして今年で、命名されてから115周年を迎えました‼
という訳で、今回はティラノサウルスの様々な能力について迫っていきましょう‼
(ぬり絵になっているので、印刷して色を自分で塗ってみましょう!)
・何をかもを粉砕する最強のあご❕
ティラノサウルスの特徴と言えば、最強のあごです。
動物のかむ力は、ニュートンであらわされます。ライオンだと4000ニュートン、アメリカアリゲーターだと10000ニュートン、アロサウルス[Allosaurus]だと9000ニュートン。
しかし、ティラノサウルスは驚異の60000ニュートンにも達したといわれています‼
実はこれ、すごい数値なんです。トン単位でいくと、6トンに達したそうです!
例えるなら、アフリカゾウに踏みつぶされるのと同じくらいの衝撃がかかります。
こんなのに噛まれたら、自動車だってバラバラになってしまいます‼恐ろしいですね‼
・恐竜界NO.1の嗅覚‼
ティラノサウルスの脳を調べると、嗅球と呼ばれる部分が異様に大きかったことが分かりました。これはどういう事かというと、ティラノサウルスは恐竜界トップクラスの嗅覚を研ぎ澄まして狩りをしていたということ!
資料映像
【恐竜CG】最強恐竜ティラノサウルスは夜の狩りもすごかった!【NHK恐竜超世界2019×1.5ch】Japanese
dinosaurs CG
https://www.youtube.com/watch?v=ft8Fl-mN4oM
昼間に十分な獲物が獲れなかったときは、資料映像のように夜に狩りを行ったこともあったでしょう!
・獲物との距離感を正確に測ることができる目‼
ティラノサウルスの目は、正面を向いています。
これは、かなり捕食者向きの構造なんです。
アロサウルスなどは、眼が横を向いているので、獲物との距離感をつかむのが難しかったとされています。
しかし、ティラノサウルスはというと、目が正面を向いているので、獲物との距離感を正確に測ることができたと考えられています‼
・羽毛はあった?
2012年、ユウティラヌス[Yutyrannus]と呼ばれるティラノサウルスの親戚の羽毛恐竜が発見され、「ティラノサウルスには全身に羽毛が生えていた説」が定着しました。でも、本当に全身に羽毛が生えていたのでしょうか?鱗の化石が見つかっているので、全身に羽毛が生えていたことはなかったでしょうね。しかし、今のライオンのように、たてがみとして生えていた可能性はあったかもしれません。したがって、今回のティラノサウルスもたてがみをはやしました。
・危険な相手には群れで立ち向かう!
ティラノサウルスの獲物は、トリケラトプス[Triceratops]やエドモントサウルス[Edmontosaurus]などです。正直、彼らの成体を襲うのは、いくらなんでもリスクがでかいですよね。そこで、ティラノサウルスはこれらの恐竜を襲う際は、群れで狩りを行っていたと考えられています。
資料映像
【恐竜CG】ティラノサウルスvs.トリケラトプス!壮絶な狩りの様子を再現【NHK恐竜超世界2019×1.5ch】Japanese dinosaurs CG
https://www.youtube.com/watch?v=NKibq5qfo98
資料映像のように、小柄な子供が獲物を大人の所へ追い立て、頑丈な大人が倒していた可能性が高いといわれています。最強のティラノサウルスが群れで狩りをしていたとは…。恐ろしいですね‼
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